UDC2019ベスト地域拠点賞 受賞者コメント(北海道)

UDC2019審査結果

【ベスト地域拠点賞 受賞者コメント】

北海道ブロックコーディネータ一同
 全国でアーバンデータチャレンジに取り組む拠点の中から、アーバンデータチャレンジ2019ベスト地域拠点賞をいただきまして、ありがとうございます。  室蘭市はアーバンデータチャレンジに2014年度から参加させていただき、今年で地域拠点として6年目となります。地域拠点と参加してきた結果として、ベスト地域拠点に選んでいただき、大変光栄に思います。 今まで2014年度から2015年度は「“まち”をもっと良くするアプリアイデアワークショップ」を年3回にわたって開催しました。市民の方々にオープンデータを知ってもらうとともに、様々な地域課題を解決するためのアイデアを考えていただきました。2016年から2017年は「企業・団体対抗ハッカソン」と題して、地域課題を解決するためのアプリを企業や団体ごとにチームを作ってもらい、1泊2日で開催しました。それまでのアイデアソンで考えられたアイデアを実際にエンジニアの皆さんが実現してくれることもありました。2018年から2019年は室蘭市と岩手県宮古市間をフェリーが就航したことをきっかけに、「宮蘭航路フェリーハッカソン」を開催しました。往復20時間の船内でのハッカソンを行い、フェリー船内で楽しめるアプリなどを作成しました。また、宮古市では宮古市観光だけではなく、宮古市の方々との交流会も企画しました。このようなアイデアソンから始まり、ハッカソンを開催するまでにアーバンデータチャレンジが浸透し、南北海道ブロックからの作品が今まで多く受賞しました。2019年度は1作品が最終審査で、アーバンデータチャレンジ銀賞、オープンガバメント推進協議会賞金賞を受賞させていただきました。 アーバンデータチャレンジをきっかけにCode for Muroranが立ち上がり、OpenStreetMapの更新が進み、室蘭LocalWikiができました。そして、オープンデータについて知っていただくだけではなく、人と人とのつながり、“まち”のことを考えるきっかけが多くありました。南北海道ブロックでのイベント、企画の開催にあたりご協力いただきました皆さん、室蘭のために参加いただいた市民の皆さんに、心から御礼申し上げます。ありがとうございます。 2020年度のアーバンデータチャレンジ中間シンポジウムが室蘭市で開催されることを、とても嬉しく思っています。全国でシビックテックに取り組む仲間たちが、一同に室蘭市に集まり、情報交換をするとともに、室蘭の風光明媚な景観を見ていただき、室蘭やきとりやカレーラーメンなどのグルメを堪能していただけたら、嬉しいです。ぜひ、室蘭でお会いしましょう。 そして、引き続き南北海道ブロック・室蘭市はアーバンデータチャレンジを通じて、市民の皆さんと多くの方々とともに、地域課題の解決を進めていきたいと思いますので、ご支援いただきますようお願いします。
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