【アクティビティ部門 金賞受賞者コメント】
発表テーマ:私達から広める安来の魅力 チーム名:島根県立情報科学高校 能義坂7 情報科学高校 安部千賀子 |
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島根県立情報科学高校 「地域研究班」は、3年生課題研究週3単位の授業で、地域の課題を自分たちで見出し、その地域の特色を生かすために外部の方々と協力、連携して考察・実践し、課題解決をはかり、地域貢献、地域活性化につなげたいという取り組みです。 今年度は「私たちから広める安来の魅力」をテーマに4つのグループに分かれて活動しました。 ①ふるさと納税について 「安来市だから」と返礼品を選んでいただけるように、そしてどじょうセンターの 「どじょうを全国に広めたい」という思いから、レシピ本の作成につながりました。 ②足立美術館について 外国人観光客の増加に対応して外国語表記(中国語・韓国語)の看板設置につなげる。 ③安来節演芸館について 後継者不足や周知不足を解決するために安来節小学生大会を開催する。 ④情報ITフェアでのオープンデータを使った取り組み 「安来市の困った」を来場者から聞き取り、安来市のオープンデータを活用し解決方法を考え発表する。 という4つの取り組みです。現状を知るためのアンケート調査や話し合いによりたくさんの課題がみつかり解決にむけてのアイデアは出るものの実際にその取り組みを断念することも多く、困難に直面する場面も多々ありました。その中でも周りの方々からのアドバイスや大学生のサポートを受け生徒たちはより主体的に自分たちから活動し、解決方法を探ることができました。今回の受賞は地元の方々の協力と安来市役所、島根大学の野田教授、学生の方々により学びの場を設けていただいたからだと思います。 これまでの取り組みをUDC2018にチャレンジすることで,より一層生徒たちは達成感や、地域に貢献しているという実感を持ち、何より全員楽しく活動に参加し、人との関わりや地域とのかかわりに喜びを感じていました。大きな収穫です。 どこの地方でも抱える共通の問題点として人口減があります。今回の取り組みで高校生が地元のことを調査し、地元の魅力に気づき情報発信することで同年代に知ってもらい、地元愛を育み、地元に残り、ひいては将来にわたり地域を担う人物として活躍してくれると確信しています。 最後になりましたが、この生徒の取り組みに際してたくさんの方々にお力添いをいただきました。心から感謝しています。ありがとうございました。そして、今後もまだまだ後輩たちが続きます。 みなさん、ぜひ島根県安来市にいらしてください。お待ちしております。 |