UDC2020銅賞受賞コメント(自転車とローカル線のつながり)

【UDC2020銅賞受賞コメント】

発表テーマ:自転車とローカル線のつながり
ツナガルドボク

 

今回、アイデア部門で提出したツナガルドボクの上田です。作品名「自転車とローカル線のつながり」で銅賞を頂きありがとうございました。「自転車とローカル線のつながり」とは電車に自転車をのせるサイクルトレインと促進させようというアイデアです。このアイデアの特徴は自分の専門外だったプログラミングを使って人流データの今後の予測、データの読み込みの効率化をしようと試みた事です。
地方の鉄道では乗客数が少なく空いている印象を持ち、そのような空いた場所を有効活用してお金に換えていかないとその路線は廃線になると考えました。そこで、サイクルトレインによって人だけではなく自転車の運賃による収益も入ることで、比較的簡単に収益も増加させて廃線をなくせるのではないかと考えました。しかし、地方でも時間帯によっては列車が混雑していたり、全国のサイクルトレインを実施している所では値段が一定など曖昧な基準だったりするのが問題と感じ、基準を新たに考えることにしました。具体的に考えたアイデアは、松江駅構内に設置されていた人流センサデータを学習させ、今後の駅の混雑具合を予測してどの時間に自転車は何円で電車にのせるべきかを決定しようとするアイデアです。ただ、このようなアイデアは誰でも思いつくので、アイデアをより現実的にしよう とプログラミング言語 Python を使って、一定時間の駅の人の出入りがわかるとその後の混雑を予測できるようにしようと取り組みました。今回は正確性に欠けていましたが、プログラミングも使ってアイデアを考える事ができて良かったです。プログラミンを触り始めた のはアイデアを提出する約 1 年前なので、少しずつ勉強したプログラミングの内容を今回 のアイデアでは使いました。また、所属しているツナガルドボクとは鳥取を拠点に地方の土木業界のアップデートと若者の居場所づくりで地方創生を目標に活動している学生団体です。そのツナガルドボクではプログラミング学習といった学生のスキルの向上で、若者の力によって建設業界の底上げを図ろうとする取り組みもあり、そのおかげで自分もプログラミングの勉強を始めました。
今後はさらに勉強して人々が暮らしやすい機能を考え、現実的にできるようにしていきたいです。

[`evernote` not found]
Pocket