UDC2018地域拠点賞 審査委員長講評

UDC2018審査結果

【地域拠点賞 審査委員長講評】

関本義秀
東京大学生産技術研究所准教授/AIGID代表理事/UDC実行委員長
地域拠点賞は一昨年度から始まったものですが、今年で三回目です。この賞は、①主催・共催等の意味で産官学民の多機関連携がどれくらいできているか、②UDCの名前がタイトルから読み取れるようなイベントを何回開催したか、③地域拠点の活動関連で作品応募がどれくらいできたか、④一次審査を通過した作品がどれくらいあったか、などが評価項目となっています。

まだまだ評価方法については、手探りの状態ではありますが、感覚的には一年間頑張った地域拠点が、概ね点数に表れているような気がしています。その結果、今年は上位はかなり混戦でしたが、地域拠点賞は愛知・岡山で、新人賞は新潟と三重のダブル受賞となりました。

愛知は、河口先生、向井先生を中心に当初から複数のCode forが連携した幅広い活動とその結果としての最多の応募作品数(12)のトータルとしての活発な活動が認められた結果と言えるでしょう。また、岡山は、「公共交通オープンデータ」「ウィキペディアタウン」を中心に、イベント開催数が最多11回であり、まさにコーディネータのデータクレイドル社が地域のハブとして頑張った結果と言えると思います。ファイナル当日授賞式上でのじゃんけんの結果、中間シンポジウムの開催は愛知となりますが、よろしくお願いします!

また、新人賞の新潟と三重は初年度にも関わらず、活発な活動でした。三重は新潟大学山崎先生を中心とした大学連携新潟協議会ビッグデータ・オープンデータ活用研究会の活動がコアになりました。また三重は本当に文字通りゼロからの立ち上げでした。6月頃に斎藤さんと伊勢市役所を訪れ、その場で森さんも呼びだし、立ち上げの議論をしたのが懐かしいですが、あっという間に活動が大きくなりました。三重のそのような拠点立ち上げに立ち会えたことはとてもうれしく感じます。

地域拠点の活動はこうした評価項目によって決して縛られるべきではなく、自由かつオリジナリティの高い活動を、今後も続けて欲しいと思っていますが、長く続けると色々な悩みが出て、時に活動が停滞する事もあろうかと思います。そんな時に事務局側からも機動的に支援できるためのエビデンスとして、ポジティブなコミュニケーションをしていきたいと思います。
Pocket