UDC2018アイデア部門 金賞受賞者コメント

UDC2018審査結果

【アイデア部門 金賞受賞者コメント】

CODE for YAMATOKORIYAMA
本多健一
 この度は、アーバンデータチャレンジ2018(UDC)、アイデア部門にて金賞を受賞させていただき、ありがとうございます。今回応募した「Kingyo AI Navi」は、全国有数の金魚の生産地である、奈良県大和郡山市にあふれる金魚愛を集結させる思いで考案したものです。具体的には、①金魚の品種を判別し、②品種の特徴や飼育上の注意点を表示し、③必要な道具や金魚の入手先をマップ上に表示することで、金魚と地域情報をつなげる仕組みのアイデアです。画像認識で用いる学習データに、地域内で得た金魚画像データを用いることで、認識精度の向上と地域情報の集約化を目指しています。
 奈良県大和郡山市は、かつては城下町として栄え、商いの一つとして金魚の養殖が始まったと言われています。現在でも、その名残としての町家は残っていますが、年々減少傾向です。2013年から参画しているNPO法人くらすという団体では、空き家となっている町家をお借りし、新しいことにチャレンジしたい人への利用を促進する支援活動を行っています。そんな中で、「もっと多様なスキルや関心を持つ人がつながりを持てたら、もっとまちは楽しくなるかも?」と思い、2017年から始めたのがCODE for YAMATOKORIYAです。
 コミュニティ開始当初は、イベントの作り方、運営の仕方も手探りでしたが、奈良県内や全国のCODE for コミュニティの方々が様々な形でサポートをしてくださいました。また、UDCへ応募するといった明確な目標があることで、活動の方向性も定まりやすくなりました。また、今回応募した「Kingyo AI Navi」に関しては、AIの専門家からは、もっと簡単な方法があると言われるでしょうし、金魚の専門家からは、また違ったご意見もあるかと思います。ただ、今回のアイデアを応募するにあたっては、単純に課題を解決できればいいという観点ではなく、多様な人が共に考え、ゆるく関われるテーマとして進めてきました。今後もその姿勢は継続していきたいと思います。
 さいごに、今回の受賞に際して、多くの方からお祝いをいただきましたことに感謝すると共に、アイデアの実現に向けて、さらに多くの方々のご協力をいただければありがたいです。また、奈良県には、CODE for Nara、CODE for IKOMA、CODE for YAMATOKORIYA、CODE for Sangoの4つのCODE for コミュニティが存在し、活発に活動しています。奈良ブロックとしては、それぞれの地域特性を生かしながら、お互いに情報共有を行い、刺激しあって活動を続けていきたいと考えています。
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