UDC2017地域拠点賞 審査委員長講評

UDC2017審査結果

【地域拠点賞 審査委員長講評】

関本義秀
東京大学生産技術研究所准教授/AIGID代表理事/UDC実行委員長
地域拠点賞は昨年度から始まったものですが、今年で二回目です。この賞は、①主催・共催等の意味で産官学民の多機関連携がどれくらいできているか、②複数の自治体という意味で地域展開がどれくらいできているか、③UDCの名前がタイトルから読み取れるようなイベントを何回開催したか、④地域拠点の活動関連で作品応募がどれくらいできたか、⑤一次審査を通過した作品がどれくらいあったか、⑥その他、活動における創意工夫がどれくらいあったかなどが評価項目となっています。

まだまだ、評価方法については、手探りの状態ではありますが、感覚的には一年間頑張った地域拠点が、概ね点数に表れているような気がしています。その結果、今年は上位はかなり混戦でしたが、地域拠点賞は長野で、新人賞は沖縄と福井のダブル受賞となりました。

長野は、コーディネータの諸田さんを中心にWikipedia Town等を軸に据えた、ボトムアップの地道な、しかし一貫した活動が認められたと言えるでしょう。実際には主催共催7、後援等6に加え、長野市、上田市、松本市等への展開や8回にわたるイベント開催がありました。また、メンターである高橋(陽)さんの適切なサポートもあり、二人の名タッグの結果とも言えるかもしれません。来年度は是非、中間シンポジウムの開催、よろしくお願いします!

また、新人賞の沖縄と福井は初年度にも関わらず、拠点賞にも肩を並べるくらいの活動でした。とくに沖縄は沖縄市、糸満市、八重瀬町、今帰仁村などへの展開や、8つの作品応募など、特筆すべき点です。また、福井も坂井市、敦賀市、小浜市、美浜町、高浜町、おおい町、若狭町など拠点中、最多の自治体に展開していた点が評価されます。

地域拠点の活動はこうした評価項目によって決して縛られるべきではなく、自由かつオリジナリティの高い活動を、今後も続けて欲しいと思っていますが、長く続けると色々な悩みが出て、時に活動が停滞する事もあろうかと思います。そんな時に事務局側からも機動的に支援できるためのエビデンスとして、ポジティブなコミュニケーションをしていきたいと思います。
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